サッカーの神様
その男は「サッカーの神様」と呼ばれていて、ありとあらゆるテクニックを駆使し、チームを勝利に導いた名選手だったが、ある日、彼は金に目がくらみ、まったく無名のチームへ移籍するハメとなってしまった。
それでも彼には自信があったらしく「このガラクタチームだって僕が来たからには鬼に金棒だよ」などと常日頃自惚れていた。だが、いざ試合をしてみると、彼の予想とは全く違い、チームは連戦連敗という何ともおそまつな結果であった。
やがて全試合終了後、彼はインタビューを受け、チームの敗因について問われた。
それに対し、サッカーの神様は苦笑いをしながら答えた。
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「仕様が無いよ。何しろ全員が敵だったからネ」
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